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 第45回沼津市芸術祭文芸部門の短歌の部で「教育長賞」をいただきました。また同時に俳句・川柳の部で入選いたしました。受賞・入選の手紙を読んだときは、手紙を手に持ったままアパートの中で、嬉しさのあまり小躍りしてしまいました。

第45回沼津市芸術祭文芸部門作品募集要項


 沼津は、井上靖・若山牧水・芹沢光治良など著名な文学者とゆかりの深いこともあり、この芸術祭を初めた時の市長さんが「沼津市にとどまらず全国公募にして切磋琢磨し技量を高めよう」ということで、全国公募になったとのこと。このような歴史がありましたので、Paris在の私も参加することができています。

 井上靖は、私の一番大好きな作家です。井上靖の「しろばんば」は、私が小学6年生の時に初めて購入した文庫本です。それ以降、井上靖の文庫本は、ほぼ全て購入していると思います。
 私は、「しろばんば・夏草冬濤・北の海」を勝手に「井上靖の青春三部作」と呼んでいます。主人公洪作の生い立ち・学生時代が私の幼児期・学生時代と重なるところがあり、何度も読み返しその当時の生きて行く上での指針・手本としてきました。短歌を作り始めたのは、間違いなく夏草冬濤の中の洪作の友人達の影響です。今でも落ち込んだ時や迷った時には、この三部作を読み返しています。

 中学3年の時には、修善寺から洪作も歩いたであろう天城街道・天城隧道を通って南伊豆に徒歩で旅行したことがあります。大学の時には、洪作が柔道に明け暮れた金沢の街と旧四高の金沢大学を散策しました。沼津にはまだ、日本のダイビングの聖地と言われる大瀬崎にダイビングに行ったことしかありませんが、近い内に機会を設け夏以外の季節に沼津市内と千本松に行き、広大な富士を眺めながら洪作とその友人達の面影を探してみたいと思います。

 

「短歌 教育長賞受賞」
降る雨は 神様からの 贈り物
傘もささない 目の前の君


「俳句 入選」
小さな火 見つめ合ってた 夏の夜


「川柳 入選」
履歴書に 一期一会の 想い込め




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