hokusai


コロナ後初、久々に映画館に行ってきました。「HOKUSAI」です。

パリ在の先輩から、「HOKUSAI、よかったよ」と連絡が来たので、Les Hallesの大型映画館で観てきました。連休中日の日曜の夕方ということもあり、満員御礼の本当の満席でした。周りを見回すと日本人と見受けられる人は、ほんの数人。HOKUSAI、フランスで大人気でした。

映画終了後、隣に座っていた仏人老ご夫婦にアペリティブに誘われてしまいました。"これは北斎について・浮世絵について質問されてしまうな"と思い、「私は日本人だが、あまり北斎や浮世絵について知識がありませんよ。」とお断りをしようと思いましたが、「それでもいいので軽く一杯やりましょう。」と誘われ、Les Hallesの中のカフェに連れ込まれてしまいました。

これまでの私の北斎の知識は ------
* 江戸時代の人
* 浮世絵で有名
* 長生き
* 春画も多数
程度でした。

予想した通り、シャンペンを開け美味しいツマミを食べながら、ツッコんだ質問をされてしまいました。
* 映画の中の人々は実在したのか
* 蔦屋重三郎・柳亭種彦については特に詳しく説明
* 政府の迫害はどの程度だったのか
などなど。

恥ずかしながら、北斎は感覚的にもっと昔の人と思っていて、明治維新ちょっと前に亡くなったと初めて知りました。江戸幕府からの迫害・シーボルト事件などのも関わっていた・TSUTAYAの名前の由来になっていたとは、驚くばかり。自分自身の日本が世界に誇る文化についての、知識が全くないのを恥ずかしいと思いつつ、Google先生の100%のバックアップを受けながら、なんとか老ご夫婦の質問を乗り切りました。

老ご夫婦は既に五回、日本に行かれたことがある相当の日本通で、浮世絵を含めた絵画にも相当に精通されているようでした。フランスには、このように日本について詳しい人が結構いますので、いい加減なことは言えません。浮世絵の知識については、Google先生に頼りっぱなしでしたが、パリの日本食レストランについての情報は、「本当の日本食レストラン」の正しい情報を、お二人にお伝えできたと思います。

北斎の時世の句も初めて読みました。

人魂で 行く気散じや 夏野原

日本全国を旅して90回以上の引っ越しをしながら絵を描き続けた、「魂になってもいろんなところに行って絵を描くぞ」の気迫のこもった句です。


今日の一句
ドッペルで 行く応援に 浜スタへ


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